EVに限らずハイブリッドも冬は燃費悪くなる問題…Naイオンという刺客現る

情報の熱量

自動車バッテリー(モーター駆動用)もスマホやPCのバッテリーも、メインはリチウムイオン電池です。90年代前半の携帯電話バッテリーはニッケル水素電池(Ni-MH)が主流でしたが、そこからLiに移行することで小型軽量かつ大容量化に成功しています。

ちょうど寒波襲来の時期に執筆していますが、寒冷地ではEVの性能低下がヤバい…という話もチラホラ聞かれるようになりました。
ハーイ、エコ通勤のコンバット(クリムゾン)越後です。
休日の早朝に車を出し、出勤・通勤族を高みの見物してやろうと思ったら…、「霜で発進できません」…、車通勤の皆様も大変ですね。

ガソリン車でも霜でフロントガラスはこうなるでしょ。そりゃそうだな。

Liイオンバッテリーの台頭で変わる世界

でもでもリチウムイオン電池によってスマホのバッテリーが進化していなかったら、現代社会のムーブは一変していたんじゃないか?
まさか2026年にもなって、携帯電話がダンベル並みに重いままという世界線は想像できないが、バッテリーの進化は社会に恩恵を与えていると考えるべきでしょう。

現在でもニッケル水素電池はエネループなどの充電池で使われていますが、徐々に表舞台から後退している悲しい現実があります。

昔、化学の授業で「水平リーベー僕の船…」と元素記号を覚えたかと思います。
リチウム(Li)は、宇宙の元である水素(H)、なんか知らんがいっぱいあるヘリウム(He)、に次いで第三の軽さを持つ元素なのです。
まあ、質量に対してエネルギー効率が良いという話になってきます。

少しだけ経済の話をするなら、バッテリーの進化と中国経済の成長は密接に関わっています。
脱炭素社会・地球温暖化対策…、こんな大スローガンが発令される前に下準備ができていたのですね。
そして都合よく「EVと太陽光発電で解決やん」と流される世の中。

中国が成しえたモバイル端末の圧倒的シェアを考えると、深センという一大拠点の存在が大きいかと思います。
もちろん鉄鋼や衣料品や電化製品…、ありとあらゆる分野で大生産かつ安値爆発だったことは言うに及ばず。
Made in China による圧倒的デフレムーブによって、先進諸国は紙幣を刷っても刷っても本格的なインフレに陥ることはありませんでした(一方、その影でしぼんでいった製造業)。
この圧倒的影響力たるや超大型巨人のソレですが、だけどこれに関しては狙ってやったのかどうかは謎です、結果論かもね。
その一方でバッテリー戦略は非常に計画的で、壮大で、緻密で、この絵図を考えた人間はとんでもない傑物ですね。

さらに怖いことにモバイル端末には情報収集という別次元の闇があると考えていますが、そこに関しては今回は深掘りしません。

Naイオンという刺客

じゃあ、リチウムイオンの次は無いのか?

アマゾンレビューマン
アマゾンレビューマン

次…と言っていいのかは知らないが、
寒さにめっぽう強いヤツならいるぜ

今回、-5℃の環境でスマホ充電することに成功しましたのでレポートをお送りします。

43%までバッテリーが減っている状態からスタートします。
4,000mAh の機種となります。

普通にベランダに置いただけだと、氷点下1度になるかならないか位だったので保冷剤を下に敷いて寒さをアップさせています。
-5℃というものは、実戦を考えた際に十分な数字ではないでしょうか?
無事に充電もできたので、成功です。
ちなみに、ナトリウムイオンモバイルバッテリーの電池残量は
○○○○ → ○○○
目盛り一つ分が減っていました。

寒いと航続可能距離がアテにならない

スマホ充電実験の前日なのですけどね、同じく寒い朝でした。

冷やかし半分、夢半分。
ちょっと走ってみるか。

岡山市東区を目指しました。
もともとガソリンが入っておらず、しかし航続可能距離が200kmは無いけれど、まあまあでした(正確には覚えていない)。
それで、お釣りっていう概念ですよ。
つまり、航続可能距離から目的地までの距離を引いた際に「どの程度余るか?」という考え方です。
このお釣りがスタート当初は50km以上はありました。
なら余裕、行きは無給油でいけそうだ。

ところが、走り出して進んでいくとドンドン航続可能距離が減っていきます。
道中の気温は-1~+1℃の範囲がほとんどでした。

お釣りが40km未満になったら、途中で給油しようと思っていたら、気が付いたらお釣りは25km程度。
さすがにイカンと思って、SAのバカ高いガソリンを入れました(183円/L)。

ガソリン価格(ハイオク・レギュラー・軽油・灯油)の推移

上記サイトのレギュラーガソリン価格(2026/1/19週)を参照すると
154.7 円/リットル(全国)、154.3 円/リットル(関西地方)、150.0 円/リットル(兵庫県)、155.0 円/リットル(岡山県)、となっています。
こんなに…ヒデぇとは…、リッター30円クラスでボッタくりなのですか?
ああ、だから給油の人が
「レギュラー満タン? ですか?」って聞き直してきたわけね。

実際、燃費記録を見たら給油したSAに入るまでが 19.7km/L であり、いつもより悪かったですね(エアコンはケチって微弱or無しで走っていましたのに)。
帰りは高速をあまり使わないなど、条件が違うので何ともですが、逆に5~7℃はあったのにエアコンは中程度に入れていました…、が 27.1km/L であり大差となっています。
HONDAのハイブリッドカーなので、高速走行時はエンジン直結で駆動しますが、60km未満ならほぼほぼガソリンでバッテリーに蓄電しながらのモーター走行です。
見たことないけど、100kgのリチウムイオン電池があるらしいです。

まあ、このデータだけでは微妙ですけどもね。
0℃以下だとリチウムイオン電池は性能が劣化するという文献は無数にありますので、各自でお調べください。
(リンクを貼ろうかと思いましたが、モノによってニュアンスが微妙に違うのでやめました。本気で調べたい人は複数のサイトを読み比べるのが良いかと思います)

下記サイトが詳しいですが、自動車用の(駆動用)高電圧バッテリーとして「リチウムイオン電池」一択ではありません。
その他の選択肢もあるということ。
今後、寒冷地特化仕様として「ナトリウムイオン電池」搭載のEVとかが作られるかもしれませんね。

今更ニッケル水素電池!? トヨタがアクアに込めた超絶技術「バイポーラ型バッテリー」の今後 - 自動車情報誌「ベストカー」
2021年12月にバッテリーEV戦略に関する発表を行ったトヨタ。EVへの転換期に大きなキーとなるHV車のアクアが、動力用バッテリーに「バイポーラ型ニッケル水素電池」を採用しているという。この新型バッテリーはトヨタの救世主となるか!?

環境問題、個人の勝手な結論

何となく、遠い未来が見えてきた。
そういう変化がここ数年の間に起きているような気がします。

「ターミネーター」でも「風の谷のナウシカ」でもいいけど、発達しすぎた文明がテクノロジーのしっぺ返しを受けて自滅するという未来
かつてはこのイメージが大きかったと思います。
終末の概念…、
きまって空とか大気は濁っています。

ところが…、何かもっとスモールスケールというか、しょっぱい感じの未来が現実的になっている雰囲気を感じます。
つまり、ソドムやゴモラのように神の怒りを買うほど増長することもなく…、もっと自然に…、もっと地味に…、徐々に徐々に縮小していくのではないか? というイメージ。

大きい要因として、世界人口が増え続けないと分かったことがありそうです。
そして、やっぱり石油は枯渇するし、そうなったら現代文明を維持することはできないという諦観も大きいのではないでしょうか。
この諦めの要因として、太陽電池の失敗が大きく寄与していると考えられます。
まずメガソーラーの絵面が不気味そのものだった。
少しもSF的なハイテク要素を感じないし、実際のところ効果があるのか無いのか不明。

核戦争の脅威はどうも無さそうだし、逆に平和利用としての原子力発電は大きな進歩も無く停滞している様相。

AI がスゴイって言ったって、莫大な電力を必要とするのでしょ。
仮に AI が反乱を起こしてロボット帝国を作ったとして、電力供給はどうするの?
石炭火力発電? 相変わらずローテクだな。
もしも謎の数式でエネルギー問題を解決できるのなら、それが本当の未来ですよ。
ビットコインが資産としての価値を創造するみたいに、宇宙の水素からエネルギーを作るみたいな大変革…0から有を作るという真の意味での錬金術。

でも、エネルギーの錬金術がどうも無理っぽいということは知られつつある。
石油・石炭・天然ガスは地球が長い時間をかけて、太陽エネルギーを地道に蓄電してきた遺物みたいなものです。
そう、だから人間は惑星の所持している貯金を散在して、好きなものを作っているに過ぎないのだね。
その貯金の大半を失ったとき、今ほど派手にテクノロジーを謳歌することはできないし、それは良いように言えば「強制的にエコな暮らしを強いられる」ということ。

人が住まないゴーストタウンを中国では「鬼城」って言うのでしょ。
その「鬼城」だらけになる未来。
お父さんは山に木を切りに行き、お母さんは水力発電所にお勤めに行きます。
国破れて山河在り、だ。

余談、パチンコ屋は9:00オープンの県もある件

なぜ岡山に行こうと思ったかと言いますと、ちょうど9:00前後に到着できる見込みだとカーナビに表示されたからです。
また、現実にアナタを引き戻すよ。

いや~、SAで給油しちゃったから20分も遅れちまったよ。
それで、9:20過ぎに店に突入したけど普通に営業してますね。

ちなみにこれが高知市の123です。
これがめちゃくちゃ・いい立地なのですよ。
大阪市で言うと大阪城とか造幣局とか…、そういう感じ。
ま~た余談が過ぎましてゴメンナサイ。

それで、どうせ負けたんだろ?

奇跡は起きた…。
いや、だけど、勝ったとか負けたとか、どうでもいいんですよ。
どうやって、とにかく無秩序に散らかったコノ記事を締めればいいの?

エントロピーの増大をご存じでしょうか?
そう、秩序なき方向に揺れていくのが世界の法則、因果律。
最終的に宇宙全体は熱的死(究極の無秩序状態)に向かう。

そういうことを、あの白い奴の親分が言っていたから許してください。

エネルギー問題におけるエントロピーとは、エネルギーの質(利用しやすさ)を示す概念で、秩序(低エントロピー)から無秩序(高エントロピー)へと自然に移行する宇宙の法則(熱力学第二法則)が根底にあり、有用なエネルギーが熱として散逸し、利用しにくい「質の悪い」エネルギーに変わっていくことで資源問題や環境問題(温室効果ガスによる排出阻害など)を引き起こす、という視点を提供します。太陽光などの低エントロピーエネルギーを使い、高エントロピーの廃棄物(熱やゴミ)を排出する地球システムにおいて、人間活動によるエントロピー増大が地球環境のバランスを崩している、と捉えられます。

AIによる概要

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