NISAやiDeCoが推奨される時世。
結局これらは上場企業を潤し、投資余力のある上級層を助ける政策でしかない。
真に困窮する民は救われない。
アメリカ型の自己責任社会へと足を踏み入れつつある日本。

世界は資本家vsマルクス主義。
だけど、マルクス主義だと支配層が平等な意識を持つ必要があり、それが人間にはとうてい無理だと露見しつつある昨今…。
経済という獣が持つ「貪欲」を否定したところで、ディストピアしか実現できなかったという現実…。
で、あるならばマネーをもってマネーを制するしかありません。
辛辣(しんらつ)だけどエセ平等よりはマシ。
マシだけど中々に地獄だという世界観…。
ハーイ、コンバット(クリムゾン)越後です。
世界は今、新たなるステージに突入したのかもしれません。
レバレッジ取引の体験談
以前、2018~2021年くらいだと思うのですが、くりっく株というものをやっていました。
その頃の常識では、イギリスのインデックスファンドであるFTSE100を持っていれば配当金でウハウハなのでした。
ところが、今は!
下表のFTSE100における2021年をご覧ください。
当時の証拠金がいくらだったのかは定かではありません(だいたい15,000円くらいだったはず)、割と変動するものだと考えてください。
それで、1枚持っておけば年間で20,508円のプラスでした。
これは株の値動きを考慮せず、配当から金利を引いた値です。
なんで、15,000円相当の保有で20,000円オーバーの配当なのかというとレバレッジが効いているからです。
実際には、35倍くらい?の株式をトレードしている計算になります。
それで、FTSE100は値上がりしにくいけれども配当金が多いという特徴があるのです。
手元の自作資料によると、21年4月1日の始値が6,752です。
仮に1枚を50,000円の予算で保有すると、証拠金の15,000を引いた35,000が下落に耐えられる限界値です。
35,000を100で割ってHP350みたいなイメージ。
これだと、6,752で買いポジ取ったとしたら 6,402まで下がったら全損で終了デス。
これだとあまりにも頼りないので、1枚を20万円の予算で保有すると 5,000まで下がっても耐えられます。
そうやって下落に耐えながら、リッチな配当をもらって利益をだしていくイメージ。
| 銘柄 | 年式 | 証拠金(\) | 配当(\) | 金利(\) | 買いポジ(\) |
| 日経225 | 2025 | 169,380 | 77,253 | 20,667 | 56,586 |
| 2021 | 45,375 | 0 | 45,375 | ||
| NYダウ | 2025 | 10,000 | 7,648 | 21,444 | -13,796 |
| 2021 | 6,270 | 1,714 | 4,556 | ||
| DAX | 2025 | 55,400 | 0 | 67,468 | -67,468 |
| 2021 | 0 | 1,522 | -1,522 | ||
| FTSE100 | 2025 | 17,900 | 30,890 | 42,286 | -11,396 |
| 2021 | 24,914 | 4,406 | 20,508 | ||
| 金ETF | 2025 | 257,610 | 0 | 39,043 | -39,043 |
| 2021 | 0 | 651 | -651 |
何だかんだで、いっぱい損したっていう話はやめておきますね。
コロナ禍の末期…オミクロンみたいな雑魚の登場一つで財が吹っ飛びました。
金利が爆上がり
久しぶりに相場表を見たのですが、ビックリですね。
FTSE100に限りませんが、全体的に金利が高くなっております。
そして、FTSE100に関して言うと、配当より金利が大きいので株の値動きを無視すると年間で11,396円の損失となります。

21世紀に突入してから、金利は世界的に低水準でありました。
しかし、コロナによる経済停滞の後、アメリカが2022年から金利を引き上げました。
下表は政策金利なので上表との整合性が取れていませんが、近年になって各国とも金利の引き上げに入ったということ、それをご理解いただければ。

くりっく株にしても、2024年の方が金利は高いです。
2025年になって少し落ち着きましたが、それでも配当を上回る金利がかかってしまいます。
その前提…にも関わらず、相場が成立しているという事は次の一点が信じられているからに違いありません。
FTSE100 は、配当から金利を引いたら 11,396円の赤字。
だが、その赤字を上回るペースで価値が上昇する。
金利が 42,286円だとしても、年で420ポイント価値が増えれば問題ない話。
狂乱のステージ ~フィーバー・タイム~
1989年(平成元年)12月29日、日経平均株価が史上最高値3万8915円87銭を記録しました。
そこから、永らく最高値を更新することはありませんでしたが、令和になって、ついに壁をぶち破りました。
一度、突破に成功すると4万、5万と順調に上昇しています。

ここで、素直に喜べないのが悲しいところ。
先ほどのFTSE100の話を思い出してください。
株価が上がるのは当たり前なのです、だって世界的に金利が高くなっているのだから。
ん?
本来は、長期金利が上がると株価が下がる傾向にありました。
なぜなら、国債の利回りが増えるからです。

米10年国債が年利4%オーバーか…、
それならソッチに資金を移そう
加えて、企業は銀行からの借り入れによって活動資金を得ていますが、それの返済額が増えることも株価下落の要因と言われています。
特に中小やベンチャー企業は資金繰りが苦しくなりますからね、借金の利息が増えると企業活動が停滞する傾向があります。
ところが、金利も株もゴールドも全部アゲ、アゲアゲ祭り状態になっています。
各国とも通貨刷りすぎなんじゃないか、などと言われていますが…、
AIや半導体の先端テック系企業の時価総額がバブルなんじゃないか、などと言われていますが…、
一言で済ますなら、狂っていますね。

物価の高騰、増税、社会保障費のアップなどがありますから、物凄い勢いで給料が上がっていかないと追いつけないわけです。
それに加えて円安になっていく懸念。
企業は、人件費アップを超えるスピードで利益を拡大しなければなりません。
本当にそんなことができるのか?
仮にできたとして、(社会全体で)その利益上乗せの分を給料に還元してやらないと、実質賃金は目減りしていくでしょう。
でもですよ…、企業に善意を期待するようになったら終わりダヨ。
お金を持っている人は株で儲けたかもしれません。
私も確定拠出年金は、テキトウに選んでも増えていました。
原資さえあれば、リッチになることも可能。
原資がなければ、給料よりもハイスピードで値上がりする世界にボコられ疲弊するのみデス。
NISA、旧制度だと積み立て枠は年間40万円…。
それが、今では年間360万円で最大1,800万円まで非課税なんですって。
年間360万円を投資に回せるって、どこの大谷翔平さんナノ?
ぜんぜん、少額投資じゃないじゃん。
誰か金融庁にツッコんでくれよおぉぉぉ。
売りポジという叛逆の悪魔

何か…、
何か手はないのか?
最初に見せた表を、よ~く見てください。
FTSE100なら、買いポジ -11,396
DAXなら、買いポジ -67,468
こんな風に書いております。
配当は、買いならプラスになり、売りならマイナスとなります。
金利は、買いならマイナスとなり、売りならプラスとなります。

順逆自在の術だな。
売りポジなら金利相当額を逆に受け取れる
じゃあ、DAXを売りポジで持てばええやん。
そんな単純なことは言えません。
DAXのレートが上がり続けたらどうするの?
結局、損するだけだ。
リスクのない運用などあり得ないのです。
だから、元本保証をうたう投資ファンドは怪しい。
リスクを死にもの狂いで考えた上で、最も納得のいく方法を選ぶのです。
一番やってはいけないのは、あるはずのリスクに目をつぶり「運」とか「雰囲気」とかで上手く乗り切ろうという…いわば神頼みのやり方です。
FTSE x DAX ハイブリッド戦術
2021年くらいに考えて、熱心にデータ取りをした戦術がありました。
FTSE100を買いポジで、DAXを売りポジで保有するという方法です。
近年ではコロナショックとかロシアのウクライナ侵攻などがありましたが、それらに限らず急激に株価が減少する局面があります。
先ほど述べたように、証拠金1万5千円のブツであっても20万円位は用意しておかないと下落に耐えられません。
でも、60万円で3枚のFTSEを保有して6万円の配当益を得るより(利回り10%)、60万円で6枚保有して12万円の配当益を得たい(利回り20%)。

夢を見すぎてハイリスク…、
それで潰れるアホを何人も見てきた…

しかし、下落局面でダメージを吸収する仕組み、
それを組み込んだらどうでしょうか?
買いと売りの両建てです
こうなってくると、データが必要となります。
買いと売りでバランスを取るとはいっても、状況次第で両者の力関係は変わります。
これを乖離率と名付けていましたが、この数値がとても重要となります。
最悪の展開は、FTSEがものすごく下がったのに、DAXが小幅な減少にとどめるケース。
あるいは、FTSEが停滞しているのに、DAXが単独で上昇するケース。
こういった悪い状況を考察しました。
あまりにもブレが大きいと、バランスを保持していた天秤は片方に大きく傾きます。
ダメな方に傾いたら破綻なのです。

つまり、質量が変化する重りを使って、天秤のバランスを取るゲーム。
質量の振れ幅を知っておくことによって、用意すべき資金量を計算する。
下記はコロナショックで値動きの激しかった地点での計測です。
1.65とか1.84というものが、FTSE100とDAXの力関係を示唆する数字です。

こういったデータ取りをしたうえで、出した結論が下記のようなものでした。
FTSE 7 : DAX 3 で所有、下落シミュレーション
実際より不利であろう試算で計算しても、FTSE100が2,000下げたときに1枚当たり3万円程度の損。
140万の評価損が発生するところ、20万円規模で済んでいる。
つまり、1枚当たり23万円は用意しないとロスカットする局面で1枚当たり7万円以下(DAXを含む)で耐えているということ。

どうでしょう?
少ない証拠金で多目に所有することによって、
多額の配当を受け取ることができます
今ならAIがあります。
以前、この方法を考えたときは基礎データを求めるために、地道なデータ入力をしていたものです。
ところが、今ならデータベースさえ持ってくれば簡単にやってくれる。
また、安全に運営していくための複雑な計算もシステムに含めることが可能。

だが、その肝心のFTSEが金利負け。
今では作戦の根本が崩れている…
これに対するアンサーなら、あります。
私たちがよく知っている国で、他国に比べて金利が低いところ…、ありますよね。
そのときどきの情勢によって、大きく考え方を変えなければならないことは事実でしょう。
しかしながら、一人の人間が結論を出すスピードは、世界の動向が変化するよりも確実に早い。
今に合わせて、最適解を導き出し…、そして今度こそ勝ってやろうじゃないですか。
約定タイミング ~予想と結果に左右されてはならない~
「買い」なら安く仕入れて、高く手放す。
「売り」なら高く仕入れて、安く手放す。
これを狙うのですが、なかなか上手くいきません。
特に短期的に利益を上げようとか、損失を取り戻そうと躍起になればミス率が上がります。

5年後、10年後に今より高くなっていればいい。
途中経過は一切、問わないし気にしない。
インデックスを現物長期で寝かす
こういう考え方が強いです。
資産さえあれば、誰でもマネすることができます。
逆に言うなら、マネーが無いならマネできない。
実際には、FTSE x DAX での運用は考えていませんが(別の銘柄に切り替えます)、とりあえずシミュレーションを行ってみましょう。

チャート見たら下り坂だから、FTSEを買った…
さ、さらに下がってくるじゃねえか…

上がりすぎで調子に乗っているから、DAXを売りでトレード…
まだまだ上がるのはなぜ? 損失が増えてキツイ…
買いはロングとも言われるように、長期的な視点でドッシリしていればいいのですが、ことレバレッジ取引においては悠長に静観などしていられません。
結局は損切りの嵐で損失を増やしかねない。

逆張りなんかせずに、右肩上がりのチャートを見て
もっと上がると考えたらダメなの?
もちろん、それでも構いません。
ただトレードの方針を事前に決めておくことが重要だと思います。
現在、岡三オンライン証券にて小規模な運用を始めています。
続きはまた、どこかで。




コメント