リライト 導入失敗か? トピッククラスター・モデルのテコ入れをしよう

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ピラー(まとめ)ページに内部リンクを集中させることが重要です。
類似した内容で構成された記事群の各々から、集約された中心へのルートを作りユーザーを誘導する。
この「すべての道はローマに通ず」のような構成を作り出すことによって、ウェブサイトの集客アップを目指す手法、トピッククラスター・モデルです。

ハーイ、道に迷うのが得意なコンバット(クリムゾン)越後です。
この記事では内部リンクの効果的な使い方を検証しています。

以前、トピッククラスター・モデルを作り上げましたが、びっくりするぐらい成果があがらない。
何か間違っていたのだろうか?
そう思わなければ釈然としないので、そこを追求してみました。

単発記事の方がマシだった

ビッグモーターマン
ビッグモーターマン

どうせ、どの記事もゼロ読者。
優劣のつけようがない00

まあ、痛いこと言いますね。
しかし、見るだけ見てみましょう。

モトローラ…… 10 / 99
令和7年環境省.. 5 / 120
ナトリウム……. 4 / 100
google-discover 2 / 170
nudge ナッジ…. 1 / 120

上記のように多少なりとも検索流入が認められる記事もあります(28日間統計)。
そして、下記は件のトピッククラスター・モデルのピラーページとなります。

昭和生まれに送る… 0 / 22

検索して…、リストが表示されて…、そこから選ばれて…、このように記事が読まれるまでの道のりは遠く険しい。
表示されるとは、検索した際の表示リストに該当記事が登場するかどうかということです。
表示されないことには話にならないのですが、トピッククラスター・モデルの表示回数は決していいものではありません。
ハッキリ言うなら、カスである。

タイトルの改善

とりあえずですね、文字数が21なのでトッピングを増やせる余地がある。
枠ギリギリまでキーワードを盛った方が得なのは明らか。

昭和生まれに送るモバイルバッテリーの選び方
(21文字)

昭和生まれに送るモバイルバッテリーの選び方 スマホ充電を最適化
(31文字)

「昭和生まれ」というコンセプトがどうなのか? そこは気になりますが、何か特徴がなければ他の記事たちに埋もれてしまいますからね。
あと、ペルソナということも意識しなければならない。
つまり、どういった人物像にフォーカスした内容にするのかですよね?
年齢・職業・ライフスタイル・思想の傾向…、読者のそういった属性を意識して記事を作るべきだと言われています。
まあ、週刊少年ジャンプと週刊モーニングでは同じマンガ雑誌といえども、掲載されている作品の傾向が違うますやん、みたいな話です。

そう考えると、「昭和生まれに送る」という枕詞(まくらことば)は残すべきですね。

ファーストリンクにこだわる

ファーストリンクとは?
これは私が今に考えた造語なのですが、要するに記事内で一番最初に紹介する他記事という意味です。

私の考察によると、ファーストリンクのタイトルは記事タイトルを補足する機能があるようです。
Google検索において、有効な考え方です。

本記事のタイトル:「12神解説 ゼウス (Zeus)、ヘラ (Hera)、ポセイドン (Poseidon)」
ファーストリンク:「続き デーメーテール (Demeter)、アテナ (Athena)、アポロン (Apollo)

例えば上記のような構成で2記事あるとします。
“ゼウス アポロン” このように検索すると、ワードとしては別々の記事タイトルの集合となりますが、前者後者のどちらもヒットします。
この傾向は私の検証によって、確実に見えてきたものです。
この現象をコネクト(タイトルの疑似結合)と呼びます。

セカンドリンク:「続き アフロディーテ (Aphrodite)、アレス (Ares)、アルテミス (Artemis)」
サード★リンク:「最後 ヘルメス (Hermes)、ヘパイストス (Hephaestus)、 ディオニュソス (Dionysus)」

さらに2番目のリンク、3番目のリンクがあるとします。
“ゼウス ヘルメス” このように検索すると、どの記事もヒットしません。
ファーストリンクの際には機能したコネクトの効果が(おそらくセカンドリンク以降では)出現しないからです。

なぜこのことに気付いたのか?
それは、ピラー(まとめ記事)への内部リンクを各記事の末尾に設置していました。
そのパターンで7記事からリンクしたのです。
最後の方に気まぐれで、8個目の記事ではピラーへの誘導をファーストリンクで設置しました。
その後に色々とテスト検索してみた結果、この事実に気付いたのです。

アマゾンレビューマン
アマゾンレビューマン

SEO的に非常にもったいないですね。
すべて、ファーストリンクに作り変えましょう

ただし、コネクトの効果を期待して外部サイトをファーストリンクに持ってくるのは手だと思います。
例えば政府機関にリンクすれば、ネタ元がしっかりしている安心できる記事だ、とちょっとだけ思ってもらえます(Googleさんに)。

この段落で書いた内容は精査しきれていません(一部に不正確な部分があるかも…)が、ある程度はこういった傾向があると認識しています。

検索に使われる要素

2025年現在、YouTube検索や生成AIなども使われるようになって以前のような寡占状態ではなくなりましたが、調べごとをする場合は依然としてGoogle検索、通称「ググる」が有力です。

意外に思われるかもしれませんが、記事本文に書かれている内容は検索の際に有効とは言えません。
場合によっては5,000文字をこえるテキストは、あくまでタイトルに偽りがないかを保証する役割しかないのです。

タイトル
リード文(or メタディスクリプション)
ファーストリンクのタイトル
リンク元のタイトル
ドメイン名、サイト名称

検索の際にキーワードとして引っかかるのは、だいたいこんなものです。
タイトルを鬼のように長くしても、意味がないので32文字くらいにしておきましょう。
多分、長すぎるとカットされます。

リード文は冒頭の文章です。
おそらく最初の100文字前後は、特別扱いです。
この件に関しては、下記の記事で検証しています。

メタディスクリプションを設定した場合は、リード文の代わりにそちらが特別扱いされると思います。

ファーストリンクのタイトルに関しては、前段で述べた通りです。
私もよく分かっていないので、ある時期まではリンク無しの記事を多数作りましたが、それはよろしくありません。

アマゾンレビューマン
アマゾンレビューマン

内部リンクをしようにも、リンクする先が無いのですがどうすれば?

それって、つまり「浮いた記事」ってことですよね。
関連性の高い仲間みたいな記事がいない、孤高の存在。
そういうものを作ってはいけない
、らしいですよ。
だから、逆に考えるんだ。
「浮いた記事」をサポートする友達記事を作ってあげればいいのです。

リンク元のタイトル参照されるの?

ここが謎なのですが、非常に重要だと思います。
皆様も検索をしていて疑問に思ったことはないでしょうか?

日本の城愛好家
日本の城愛好家

” 名古屋 姫路 熊本 ペンキ 黒 “
って検索したら、
熊本がぜんぜん入っていないページだった

こういうこと、ありますよね。
ちなみに、” 名古屋 姫路 ベルリン ペンキ 黒 ” だと、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団来日公演のページがトップでした(ペンキは無し、黒も無し)。
こういった事象から推測すると、ページ外の情報も加味されるようです。

このページ外の情報というものが、リンク元の記事タイトルなのではないか?

だから、外部サイトからの被リンクを集めましょう、なのです。
トピッククラスター・モデルを作りましょう、なのです。

実際のところ、大掛かりなトピッククラスター・モデルを作らなくとも…、関連性のある記事へ内部リンクするだけでも十分効果的だと思われます。
自サイトに訪れてくれたユーザーに対して、「こんな話題もありますよ」と提案するのです。
その提案がユーザーの興味を引く可能性が高いのは、やはり現在の記事と関連性の高い話題ではないでしょうか?
八百屋に来た客にコーヒー豆をオススメしないでしょう、そういうことです。

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