昔のガラケーを思い出す二つ折り機種 razr50d。
サイズ感はちょっと違うが、この懐かしい感じが再来。
Samsung のギャラクシーではなく、Motorola だ。
だいたい、この手のトランスフォーマーに関してのメリット・デメリットというものは、上記サイトのような形でまとめられています、が…。
ハーイ、ガジェットマスターのコンバット(クリムゾン)越後です。
ちょっと変態的な視点からフリップ型スマホの「いいところ」をご紹介いたします。
折りたたみスマホの購入を真剣に考えている人は、ぜひ上のリンクを熟読してください。
あと、ささやかながら下記リンクもお役に立つことでしょう。

当ページでは、折りたたんだ状態をZ形態(座布団フォーム)と呼ばせていただきます。
夏に活躍するZ形態
折りたたむとポケットへの収納が良くなります。
・胸ポケットなら飛び出さない
・ズボンの前ポケットなら歩きやすい
長財布と二つ折り財布の関係性と同じです。
特に男性ならカバンを持たずに出かけるパターンも多いでしょう。
数あるアクティブシーンの中でもカバンを持たずにバイクに乗るシーンで真価を発揮します。
ズボンの前ポケットに普通の縦長スマホを入れると、太ももを動かす際に(添え木みたいな感じで邪魔されて)ニーグリップに支障がでやすい。
Z形態なら、太ももに干渉しないので違和感なく運転できます。
冬場はコートやジャケットがカバン代わりにもなりますが、薄着になる夏場は使えるポケットも限られてきます。
数年前までは、まだ良かったけど最近のスマホはデカくなってな~。
ポケットに入れるのもチョット違和感あるんだよな~。
マジで小さい機種って作られなくなったよな~。
こんな人、あるある。
だからこその携帯性(軽いとは言っていないよ)。
まあ、刺さる人には刺さるメリットではないでしょうか?
急速充電器との相性がGood!
まるでヘリポートに降り立つヘリコプター。
ワイヤレス充電器は円形が多いと思います。
少なくとも、長方形ではないのでは?
なぜって、円形or正方形で用事が済むから。

ここに一般的な縦長スマホを着陸させようものなら、ボディーがはみ出しますね。
あと、置き方がずれていたらワイヤレス充電が開始されません。
イラっとくる? そうでもないか…。
こんなことではストレスは感じない?
でも、枠にスポッと収まるのは気持ちがイイですね。
電話がかかってきたら? 開く!
誰かから電話がかかってきたら、新しい機種の場合は動揺します。
どうやって通話するんだ、これ?
まあ、普通に液晶をタッチ操作することで着信に対応できます。
しかし、Z形態のままだとスピーカーフォンになります。
とうぜん、電話の相手は音声が公衆に垂れ流しだとは知らないので、言うべきではない不要なことをしゃべるかもしれません。
早く通常モードに切り替えねば…焦る、汗・汗。

これ、電話にでるときは開くとよいのです。
パカッと開くと通話に応答するモードに切り替わります。
逆に閉じると通話を終了します。
物理的な操作によって、電話に出る・終わるが完結する。
アナログ感が満載でよいですね。
これも好みの問題ですが、好きな人は好きでしょう、こういうの。
インカメラ起動戦士ボクダム
カメラも通常の使い方としては、開いてから撮ります。
Z形態でカメラを起動したら、インカメラとなります。
液晶画面と同じ面にカメラがあるので、これは仕方がない仕様。
自撮りの他、鏡として使って身だしなみを整えるのに便利だね。
このように一般的には言われますが、液晶を見ない前提ならアウトカメラとして使うこともできます。
例えるなら、「この印籠が目に入らぬか」持ちでシャッター。パシャ。
だから…、何?
やはり、一般点的な使い方の方が世間の評価は高そうですね。

ちなみに、シャッター音は妙にデカいです。
トライタンカバー付きで何でもO.K
トライタンというものは樹脂の一種ですが、プラケース界にあって割とシッカリしている印象です。
カバーを付けると一部の機能が阻害されるケースもあります。
しかし、この razr50d、ケース付きのZ形態で何でもできます。
・ワイヤレス充電
・おサイフケータイの利用
・マイナンバーカードの読み取り
これって便利だと思いませんか?


手帳型ケース以上の防御力
スマホをカバンに入れる人も多いかと思います。
ですが、カバンの中にカギみたいな金属状の尖ったもの。モバイルバッテリーみたいな、ちょっと固い外殻のもの。財布についている鋲みたいな外ボタン…。
カバンの中でガツンガツンときつめに当たったら、スマホのガラス画面に傷が付きそうだな。
そういう当たりがでないように、中のレイアウトを管理するのも面倒だな。
そう考えると手帳型カバーでも付けておくか、という答えにたどりつくかもしれません。
手帳型カバー愛好家の方には申し訳ないが、折りたたみスマホには分離型プラカバーしか付けられません。
でも、Z形態なら安心です。
そりゃあ、アウトディスプレイはむき出しですけれども、内部のメインディスプレイはしっかりと保護されるわけですから。
メインをきれいに使える
人によっては、皮脂やら汗やらでメインディスプレイを汚したくない。
そう思うかもしれません。
衛生面の観点からそうかもしれないし、単純に画面が汚くなるのが嫌だからかもしれない。
折りたたみ型なら、外出時は小型のアウトディスプレイだけで済ますことも可能です。
先述したように電話の際は開かないといけないが、例えば下記の用事だけ…
・メールとかラインとかのチェック
・天気予報などのちょっとした情報のチェック
・画像を重視しないのなら、ウェブサイト閲覧も可
・グーグルマップならぜんぜん問題なく可
もう面倒くさいから開かなくてもいいや、ですませる人は外出時に内側のメインディスプレイを汚さずに帰ってくることも可能です。
逆にこう考える人には向かない
今まであげたメリットは、意図的に閉じた状態「Z形態」で使用することに振り切っています。
広げたときのメリット、ディスプレイが大きい。
こっち方面に寄せて魅力を語る人もいるでしょう。
何だったら、ほとんど折りたたまずに広げたまま使う人もいるのかもしれません。
あるいは、そういう使い方を想定して購入を検討している人。
L字にしてテレビ会議に利用しようと具体的に考えている人。
こういう人はいいのです。
だけど、まあ使い終わったら折りたたむ、これが基本的なパターンだと思います。
このパカパカが、二つ折りガラケーのパカパカより(ちょっとだけ)ヘビーアクションなのは知っておいてもらいたい。
あの感覚を想定しているのなら、ちょっと違うぞと。
使い終わったら、折りたたまないと何か気持ち悪いけど
いちいち折りたたむのも何か面倒だなあ
この感じに囚われる人も多いと思います。
だから、スマホをヘビーに使い倒す人であるなら、こういった折りたたみスマホを選ぶのはリスキーかなと思います。
特に外出先で頻繁に使ったり、使わなかったりを繰り返すのであれば、ちょっとした違和感や使いにくさが重くのしかかってくる危険性があります。
特にゲームをよくやる人は、慎重に考えた方がいいかも、ですね。
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