「ダニー、グレッグ、個人情報は大丈夫か?」
「ああ、住所だけは何とかなあ」
「カメラの位置情報からばれるぞ、気をつけろ」
「なんだこのデータは?」
せっかくだから、オレはEXIFを選ぶぜ、ハーイ、コンバット(クリムゾン)越後です。
今回は、ネットに写真をアップする際、位置情報に気をつけよう、というお話です。
プライベートの宝庫 EXIFとは何か?
EXIF というものがあります。
写真のデータは画像の情報が100%でしょうか? いや、少なくとも写真の名称は画像外のデータですよね。
画像データだろうがテキストデータだろうが、最終的には2進法の 001011110110010111… みたいな話ですからね、突き詰めれば区別はない。
写真の中に名称以外のテキストデータが存在していても、不思議ではないでしょう。
EXIF とは、撮影の日時やカメラの露光だとか「位置情報」が写真に添付されるシステムです。
Exif(エグジフ)とは、デジタルカメラで撮影した画像に保存される撮影データやカメラの設定データのフォーマットです。Exchangeable Image File Format(エクスチェンジャブル イメージファイル フォーマット)の略で、富士フイルムが開発し、日本電子工業振興協会(JEIDA)が規格化しました。
AIによる概要
Exifには、撮影日時、シャッタースピード、絞り値、露出補正値、ISO感度、レンズの焦点距離、ホワイトバランス、位置情報(GPS情報)などの情報が保存されています。
確かにスマホで撮った写真を見た際に、撮影場所の住所が表示されているような気がするぞ…。
画像の位置情報を確認する方法
これはセキュリティ上、よろしくないですね。
そう思った私は当ブログに投稿した写真を調べてみた。後述しますが、セーフでした。
調べる方法は色々あるみたいですが、今回は2種類の方法をご紹介します。
Windows から調べる方法
画像を右クリック>プロパティ>詳細
これで、画像に内包されているEXIFのデータを見ることができます。
下の写真はGPSが記録されているパターンですが、データが無ければGPSの項目自体が表示されません。緯度に経度に高度…、桁もかなり細かいですね。カーナビで信号までの距離が10~50m違うと感じるかと思いますが、誤差といってもその程度なわけですね。

次に、Google Photo から調べる方法
こちらはアップデートしている写真をクリックするだけです。右下に地図が出てくるのが気がきいていますね。

ちなみに、位置情報が入っていないと「撮影場所を追加」と表示されます。
これは、手動で(メモとして)位置情報を書いてね、という事です。

上記写真は外国人の方が大阪城に来た、という内容なので位置情報があったところで何ら問題は無い。
むしろ、あった方が合成写真ではない証明になると思うので、あってもいいくらいですけどね。
イグジフのアリバイを崩せ、引きこもりネット探偵 家内波夫のサイバー事件簿
今、2時間サスペンスってこんな感じなんすか? 大変ですね、時代が変わると。
ネットの写真で住所特定できるかな?
個人情報駄々洩れの画像を探してみよう。と、思って画像検索をするも…どうにもこうにも企業サイトばかりがでてくる。
逆に見つからないぞ。
ちょっと話が逸れるけど、ブログ運営として絶望的な気分になってきますね。
企業、企業、企業…、企業の御用聞きのライター、そんなサイトばかりが検索に出てくる。
個人が書いた有象無象が読みたいのに、それが見つからない(見つかりにくい)のは悪手なんじゃないかな? グーグルさん。
YouTube や TikTok が流行っている理由の一つとして、ネット検索のこういった傾向があげられる。
まあ、例えば某商品の(個人が好き勝手に書いた)ネタを読みたいのに、企業の作った忖度ありきの記事とかセール情報ばかり出てきたらつまらないですよね。
だから、YouTube や TikTok が流行る。
「お弁当 〇〇」みたいな検索をする人は企業の書いた記事を読みたいのでしょうか?
個人が家庭で作る〇〇を見たいという可能性を、こんなにも排除していいものかな?
ま~た、余談が過ぎました。
位置情報が入っていないパターンとして下記の理由が考えられる。
A. サイトにアップロードする際にEXIFが消去されている
B. 意図的か偶発的か、位置情報を消してからアップロードしている
C. 元々、カメラやスマホでの撮影時にGPSをONにしていない(日時などが入っているパターンはこれかも)
個人といえども最近の投稿であれば、Aの要因で失敗します。
じゃあ、古いのならワンチャンいけるのでは? と、思うも今度はCの要因で失敗します。
私自身も履歴を調べたら、ある時点まではスマホで撮った写真に位置情報が入っていませんでした。
これは、最近になるほどサービスの拡大からGPSの利用者が増えたのが一因だと思います。
ちょっと前までは、GPSをOFFにして使っていた人が多かったのではないでしょうか。
しかし、ついに見つけたぞ。

この人、2件しかアップしておらず、どう考えても自宅の写真はありません。
ですので、仮にこの写真を探し当てても問題はないでしょう。
WordPress.com でやっている方ですね(当ブログは WordPress.org の方)。
そういう気にもならないほど、難しかったのでGPSデータ付きで自宅の写真をアップしたおバカさんを探すことは断念しました。
しかし、位置情報付きの写真をネット上から拾うことには成功したので、良しとします。
そうは言っても、この私自身が自宅で撮ったGPSデータ付きの写真を投稿する可能性は十分あったわけですから、(可能性として)無くはないよね。
GPSのデータ付きなのに、自宅の写真をアップしたおバカさんはどこのどいつだい?
私だよ。
十分にあり得た話です。
なぜ、私が位置情報付きの画像をアップしなかったのか?
現代社会は気がきいているので、メルカリ、インスタ、Facebook、Twitter(改めX)などなど、アップした時点で位置情報を自動で削除してくれるみたいですね。
SNSを知識なしに始める人は多いでしょうから、トラブルは事前に防ぐに限ります。
私は WordPress で独自ドメインを取得して、当ブログをやらせてもらっているのですが、これはドノーマルだと位置情報を自動削除してくれません。
各個人でプラグインを付帯させる必要があるみたいです。
普通にそんなこと、知りませんでしたけど?
ですが、私は偶然にも位置情報を削除してから画像をアップさせていました。
その驚異のメカニズムをご紹介いたします。
とはいえ、謎なのですケドね。
カギはデータ転送にあると思っています。
★iPhoneからoneDriveアプリでPCにアップ
無線で携帯からパソコンへのアップロード。
ネット経由でデータ転送したパターンですが、これだと位置情報が残されていました。
★AndroidからPCへBluetoothでアップ
この非常に面倒な方法でワードプレス執筆用PCに写真を転送していました。
この方法だと位置情報が消えていました。
アイフォンとかアンドロイドっていうのは、関係ないですケドね。
Bluetooth の設定なのでしょうか? ちょっとよくわかりません。撮影日時、プログラム名、カメラモデルなどはデータが残っていました。
★AndroidでWordPressにログインしてアップ
スマホからワードプレスにログインして、「メディア」を選択して直接写真をアップロード。
この方法だと、位置情報が残されていました。
いや~、知らないことって多いですね。
プラグインで自動的に消去する方法

とりあえず、上記サイトに記述されているプラグインを導入してみました。
今回、勉強になったのは「位置情報付きの写真をアップしている可能性ありますよ、自分のプライバシー保護に注意して!」って言うじゃな~い?
でも、そんな人、滅多にいませんから!
何事も調べてみないとわかりませんね。実はオレオレ、オレがそれやっちゃってたよ! と、いうオチの方が面白かったかもしれないですね。
まあ、助かってホットしたというのが本音ですが。
…そもそも、さ
誰も見やしないから大丈夫なんだよ! って、すごく思う。
なかなかの苦行ですよ、誰も見ないのに書き続けるというのは…。
先に紹介したバイクツーリングの人なんて、2件の投稿で手仕舞いにしてますものね。
頑張って作ったのに反応が無さすぎて嫌になったのだろうね(違ったらごめんなさい)。
しかし、この私。この程度では諦めぬぞ。
マネーの半身巨人に栄光あれ!
コメント