この記事のどこが「資産運用」なのかって?
資産運用の第一歩、それは貯金だからさ。
ハーイ、ビッグトゥモロウ、カミングスーン、コンバット(クリムゾン)越後です。
この記事の目的は、あえて限度額の低いキャッシングカードを作ることで財布の中身をブラッシュアップ、月々の浪費環境を改善してみよう、という趣旨です。
意志の力なんて無力で無意味なものに頼らず、持ち物を変化させる方法でセルフ・コントロールを目指します。

邪竜封印
この写真は何かっていうと、クレジットカード(キャッシュ限度額100万円)を樹脂ボードに接着剤でベッタベタに固定したものです。
磁気部分には念入りに厚盛して、物理カードとしての生命を終わらせています(カード自体は生きていますけどね)。
何でこんなことしたの? まあ、パチンカスとしての反省から「邪竜封印」ですよ。
これで、少しは前進したが、まだまだ足りなかったのだ。
もっと、もっとだ。
生活習慣を変えるのが一番
何だかんだ言って、仕事帰りにはパティンコに行かないのです(私の場合は)。
これは、通勤の際に現金・ATMカードを所持しないで、電子マネーのIDだけで完結させている点が大きい。
このシステムが、やがて習慣となる。
習慣となれば、仕事の帰り道でパチンコに行きたいという衝動すら起きない。
無理して我慢したり、興味の矛先を必死に変えているわけではないから楽なものだ。
行かないことを習慣化すれば、楽なのだ。
現金を持たないことの弊害
一番効果がありそうなのは、休日の外出時に現金・ATMカード・クレジットカード(キャッシング付き)を持たない、という方法だ。
財布から全部、抜いてしまえばいい。
ほとんどの買い物やサービスは買い物オンリーのクレカとETCカードで、事足りる(スマホに集約してしまうのもいいね)。
しかし、出先で現金が必要になったらどうしよう? と、いう不安が財布から「現金系カード」を抜いてしまうことを阻害する。
そのせいでキャッシュレス改革ができない(財布も大きなものではなく、小銭入れだけでいいのだけどね)。
やはり、たまにある「現金オンリーのラーメン屋」とか、「現金オンリーの有料道路」とか…。
TIMESのコインパーキングならクレカ払いが可能だが、現金オンリーのパーキングに停めざるを得なかったらどうするんだ?
こいつらのせいで不安が無くならない。

今は変わってきていると思うが、外国人の旅行客が飲食店で「クレジットカード使えますか?」と聞き、ダメだと返されるのをよく見ていた。
逆に現金だと、支払いの際にダメってことは無いですね(電子マネー専用レジでも行かない限り)。
不測の事態って、まあ無いのだろうけど、一抹の不安…、ですよね。
知り尽くしているエリアしか行かないのであれば、100%問題は無いが、知らない土地の知らない店にだって行きたいものだ。
本当の本当に、パチンコと風俗以外は現金不要となっちまえば、こっちのものだっていうのに。
限度額の超低いクレカ Nudge(ナッジ)
いくらかのコインと3,000円の現金と3万円が限度額のクレカ。この辺を緊急用に所持しておけば、いいのでは?
通常の支払いは、キャッシング不可のクレカに任せておけばいい。
ナッジカード|申し込み方法
実際に申し込んでみた。券面はルノワールね。以下、AIによる概要。
ピエール=オーギュスト・ルノワールが描いた絵画作品「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」のフランス語表記は「Bal du moulin de la Galette」です。 「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」は、フランスの印象派画家であるルノワールが1877年に描いた作品で、オルセー美術館に所蔵されています。パリのモンマルトルにあるダンスホール「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」での舞踏会を題材としており、ルノワールの代表作のひとつです。
Androidのアプリをダウンロードして、申し込みを行った。2~3日で審査に通って有効化された。
カード本体は9日後に到着した。
審査に関して考察
Nudgeはキャッシング額が最大で10万円。額は小さいが、申し込みの際に収入を証明する必要が無い。
また、実際に申し込んでみて知ったのだが、キャッシングの希望額を申請することができない。
結果を先に書くと、限度額10万円でカードが登録された。
逆に最低額の3万円を希望していたので、ちょっと肩透かしを食らってしまった。
おそらく、申請者の属性によって限度額が3~10万円で設定される。
まず、年齢。
高校生でも利用可能をアピールしているので、就業年齢としてコアな25~55才あたりから外れていると限度額が小さくなるはず。
あと、クレジットカードのキャッシング、消費者金融や銀行からの借り入れに関しては信用情報という形でデータが共有される。
個人間の貸し借りや闇金の類は例外となるが、車のローンとかは別として「申請者がいくら借金があるのか」は調べればわかる。
総量規制(借りられるのは年収の1/3まで)というルールがあるので、収入証明を要求しないNudgeの場合、借り入れがあると限度額が減ると思う。

例えば、1社もしくは複数社から計60万の借金があるとして、年収が500万なら問題ないが、200万なら総量規制ギリギリだ。
だから、借り入れの残額がある場合、Nudgeの限度額は減ると思われる。
私は、申請した際にキャッシングの残額が0だったので、審査で満額の10万にされたのだと思う。
あと、返済に遅滞があると記録される。
キャッシングの返済やスマホの割賦割(分割払い付きの電話料金)の遅延はヤバい…、酷い遅延の場合は「異動」扱いとなる。
要はブラックリストですね、この場合は限度額が減るどころか、そもそも審査に通らないと思う。
1回だけ遅延があるくらいなら、審査は通るかも(限度額が減る可能性はある)。
つまり、あちこちから借金があって首が回らない。10万でもいいから新規借り入れができるカードが欲しい。
その10万、返せるかはわからないけど、とにかく借りてえ。
そういう状況でNudgeに申し込んでも、限度額10万円で審査に通る可能性は限りなく低いってことだ。
いくら限度額が低くても、お金を借りるのであれば審査は絶対ありますからね。
荒れているアプリのレビュー
Nudgeのアプリレビューで「謎の審査落ち」に対する苦情がとても多かったのを見ました。
銀行系クレカ持っているけど、落ちた。なんでや?
みたいな★1評価が多いのですが、ど~も再審査不可であることを問題視する方が多い印象であり、多くは前段で書いた理由から審査落ちしていると思います。
なぜかと言うと、再審査を強く希望するということは、それだけお金を借りたい深い理由があるのかな?って思いまして。
その一方で、ホワイト属性の聖騎士も何かの間違いで審査落ちしているケースがあると思います。
免許証などの情報読み取りの際にシステム上でエラーを検知すると、即不正利用の疑いをかけられるのではないかと?

証明写真を撮る際に、椅子の高さがちょっと合っていない状態で撮影しただけなのに、「何か誤魔化そうとしている」「こいつ、やべーぞ」という烙印を押すイメージ。
あとはスマホのスペック問題もあるかもしれません。画像処理系の複雑なプログラムだと、CPUの制御が追い付かないとバグになる可能性があります。バグが起こると、エラー(失敗)となって門前払い。
私の場合は、Zenfone10 というハイスペック寄りの機種だったのでバグにならなかったのかも。
これはシステム上の未熟さもあるとは思いますが、一般のクレカ作成の際にある、収入証明の提出やお勤め先企業の連絡先を登録…これらが無いことの弊害もありそうです。
ちょっと疑問点があるな、という申請者に対して勤め先に電話して確認を取る、みたいなことができませんから、何も悪くないのに審査落ちするケースも考えられる。理由や原因がわからないで審査落ちすると、不信感ばかりが高まりそうです。
こう考えると、取得する敷居が低い(難易度が低い)というアピールも真実のようで真実では無い、なんとも微妙な現実が垣間見えます。
Nudgeに金利はないっぽいぞ
返済に関して2種類あって、一つはよくあるやつです。毎月20日に借り入れ額(全額)を指定の口座から引き落とす、というもの。
もう一つの方法(こっちが初期設定でデフォルトにされている)、「いつでも返済」は銀行振り込みかセブンイレブンのATMで好きなタイミングで返済するやり方。
借り入れの翌々月から金利が発生する(一日0.05% | 年18%くらい)。
ただ、「いつでも返済」って言うけど、金利が発生するくらい放置しておくのは怖くてできないでしょ。信用情報に傷が付いたら嫌だから。
とはいえ、こまめに返していけば金利は0だ。手数料はかかるが、ATMでお金を引き出すのと同レベル。
借り入れ状況は、アプリで簡単に確認できるから「うっかり返し忘れ」もしなさそう(まあ毎月20日払いに設定するのが無難だと思うけど)。
これなら、キャッシング専門カードとして持ち歩いても、実質「限度額付きメインバンクのキャッシュカード」という感覚で使える。
限度額付き、っていうのが重要なところで、しかもこの限度額は変更することができない。
こういう生活リズムを想定するわけ
限度額10万っていうのは、ちょっと残念だけど(高すぎるから)。だが、やれる…。
要はリズムなんですよ、毎月一定。毎月一定。これに体と心を慣らすのだ。
小学生が毎月のお小遣い〇〇〇〇円に合わせたマネーライフを送るのと一緒。もう一度 小学生のメンタルからやり直すのです(低能…)。
あとは、ちょっとずつでも毎月黒字になることが大事。ちょっとでも翌月に、確実に、繰り越していくのだ。
財布? そんなの持たないけどね。この精神も大事。
カードケースと小銭入れ。これだけ。お札はね、3,000円だけ常備することにする。
必要になった時に、栄一を召喚する。
そのためのNudgeだ。
この気持ちの余裕が大事。エアー・キャッシュね。
オレはこのカードを場に出す。
「栄一を最大10体まで召喚、期日までに返済しないとプレイヤーは金融界から信用を失う」
切り札っていうのは、こうやって使うんだぜ。
あと何だったっけ? いつも財布に入れていたアレは…。そうだ、銀行のカード。
邪竜の部下であるキャッシュカード、そんなものは家で留守番だよ、永遠に。
現時点ではカードが届いただけで、実際には利用していません。ある程度、月日が経過した後に実践レビュー
「ナッジ・カードマン(後)軽い財布で踊れ、ムーラン・ド・ラ・ギャレットのごとく」
をお送りする予定です。乞うご期待。
キャッシング…できません、から!(追記)
本サービスで発行のクレジットカードでは、キャッシングサービスはご利用いただけません。 あらかじめご了承ください。
https://help.nudge.works/support/home より引用
そもそもの、前提が間違っていました。
限度額10万という言葉の響きから、まさかショッピング枠だけとは思いませんでした。
完全にリサーチ不足です。キャッシング不可です。キャッシング枠などありません。
ただ単にナッジカードマンやっただけじゃないっすか~。
仕方がないので、限度額10万以下のキャッシングカードを作る方向でフライトします。
グッバイ。
P.S. 最後にとても恐ろしい考えが頭によぎった。最終的には全ての銀行系キャッシュカードと通帳を滅却しなければ完成しないのでは? ●●以外のあらゆる現金調達手段を捨てることが究極だからだ。だがそれは利便性を失う行為…、今までの常識…、それを破壊する行為だ。捨てることに対して葛藤がある。頭の中で悪魔が囁く…(捨てるな…オレのもの…オレの力…)、「ロードオブザリング」みたいやね。
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